・保健福祉委員会 川口 浩(取手市選出)
保健福祉委員会では、後期高齢者医療制度が創設されることに関連した質疑を中心に質しました。
(1)保険料の徴収の問題
(2)老人保健法の適用になっている65歳以上の障害者の方の医療福祉制度の問題
(3)この制度はとんでもない問題を抱えていること
(4)扶養家族の問題などを診療現場の立場から鋭く切り込み、数々の問題点を浮き彫りにしましたが、委員会を取材していた記者の誰も気付くことなく終わってしまった現実が、現場の声が届かない今の
政治の現実を象徴しているようでした。介護型療養病床の削減については、茨城県では国の方針と関連して削減計画など具体的に質問して、答弁も具体的だったのですが、これも注目されず、マスコミのセンスの無さを確認させられました。他には、ドクターヘリの導入に向けての取り組み方、妊産婦医療について、地域救命救急センターの整備などを質しました。その中では、人口の多い県南地域において取手共同病院と阿見町の東京医大病院が地域救命救急センターの候補病院となったことが注目されます。
今回、保険医協会より提出されました「後期高齢者医療制度の見直しを国に求める意見書」
を茨城県議会として出して欲しい旨の請願は、自民、公明の反対により採択されず、本会議
では自民県政クラブも同意せずにおわりましたが、この制度は重大な欠陥を持つものです。
それは小泉首相の構造改革の実体が
(1)金を儲けるものが成功者。いたわりの気持ちや心などどうでもいい
(2)社会正義は否定してもよいという考え方による『人間関係を切断するものである』という証だからです。
『命を犠牲にしてまでも、医療費の削減だけを推し進める』ものに他ならず、親子関係やいたわりの気持ちを崩壊させる『人の命を年齢で差別する』という例を見ない制度なのです。このような政治は一刻も早く終わりにする必要があるとは思われませんか?